
光廣日本刀鍛錬所見学 (神奈川県山北町世附) Report 07.01.13-14
大学のワンゲルの同期、森
充吾 氏
が、刀工の国家資格をとり、丹沢湖の辺に工房を開きました。で、夜キャンプして飲んで、翌日工房見学との事で、妙高で山スキーを終えた足で、山北を目指した。
1月13日 妙高>精進湖>山中湖>世附 晴れ
主将の加藤が声掛けで、見学会が開かれた。昼間、加藤と充吾は不老山へ登山に行って、登山口である、工房前の河原でキャンプ。私は、夜車で三国峠、明神峠をして(凍ってて恐かった)、キャンプ地に合流。
20:30河原で焚き火をしていたので、すぐわかった。すでに2人は出来上がっていた。くだらない?面白い?話をしながら、夜はふけていった!
1月14日 工房見学 世附>中川温泉>(ヤビツ越え)>高尾 晴れ
大学の教授達も当日参加で見学会が行なわれた。
日本刀の詳しい話は、ウィキペディアの日本刀のところで。
これが和鋼(玉ハガネ)である。砂鉄を原料に「たたら吹き」で作られた刀の原料である。島根の日刀保たたら製。これを叩いて、刀にするわけ。
炭は火の起き方等から松炭が使われる。適切なサイズに切られ、燃料として用いられる。ハガネの不純物を抜き、極端な炭化や酸化を防ぐ為に用いられる、灰(稲藁)と粘土水溶液。
耐火煉瓦で造られた、火床。サイドにフイゴとブロアーが置かれ、火力調整を行なう。フイゴはすでに作られていないためヤフーオークションで探した!
鍛錬を行なうための、ガンガン叩く機械。スプリングハンマーと言うそうです。モーターで駆動しており、クラッチが付いていて、速度や強さがペダルで調整できる。
鍛錬の行程は、玉鋼を打って伸ばして折り返しを繰り返し、余計な炭素分や不純物を出して、 強靭な鋼と仕上げていく。
まるで、水あめのように折り曲げていく。
そして火床に入れられ、鋼を「沸かす」。
また、叩き。。繰り返して鍛錬を積み、刀の素材になっていく。
大変面白い見学会であった。この工房は去年の6月に出来たばっかり。充吾は、鎌倉の正宗工芸美術製作所(名刀正宗の24代目山村綱廣氏)にて修行を積んだ。そして、師匠から廣の字をもらい、「光廣」として、独立。24代目の弟子は2人。兄弟子がいるが、まだ良い場所が無く独立しておらず、充吾(光廣)が24代目初の独立とのこと。今後、包丁やナイフなど使える物も作って販売していくとのこと。(*包丁やナイフの場合は、玉鋼ではなく、一般的な刃物鋼を用いる)
工房の前で。佐田さん一家と充吾、k1ro、加藤。
帰り、中川温泉の町営温泉に入り、ヤビツ峠越えをして帰る。
光廣日本刀鍛錬所のHPはまだ無い。興味があったら連絡してみてください。特に見学会なんかをやっているわけではないのですが、山の工房に訪れれば、運がよければ?作業がのぞけるかも?
光廣日本刀鍛錬所 刀工 森 充吾 JUGO MORI Sword Smith
TEL&FAX 0465-78-3177 (工房なので昼間のみ)